これが「河原えりりん」ヨン。

 ここでは「あすかコミックス アイドル伝説えり子」のお話を簡単に追ってみましょう。

巻数 タイトル ページ数 アニメでは
何話?
ちょっと解説
1巻 アイドル伝説えり子(1) p3-p164
(162P)
1話〜3話、
5話〜7話、
16話
 基本的にはアニメにそった話の展開で、えり子とレイの出会い、えり子のデビュー、歌ってやっぱりすてき、えり子と洋の出会いってなところまで話が進んでいきます。
 アニメと比較してみると、とっても少女漫画な感じで物語が進行しますが、そこがアニメとは違った良さを出している部分もあります。特に、えり子が「ロコモーションドリーム」の楽譜を見て、心の底から歌いたいっと涙を流すあたりは個人的にお薦めっす。アニメでは出ない少女漫画特有の、ぐぐっとくるものがあります。全編通してポツポツとはいってくる漫画っぽいギャグも面白くないけど(なはは)、ほのぼのしていていい感じですね。
とんでも8分 恋は一瞬 p165-p188
(24P)
 河原歩さんのデビュー作です。調理実習に使う新鮮な材料として連れて来られた鶏をかばった女の子に鶏が恋をして…というお話しです。恋敵は人間の男の子。発想が素敵です。(あはは)
2巻 アイドル伝説えり子(2) p3-p188
(186P)
11話、13話、
17話、20話、
25話、29話、
38話〜39話
 スキャンダル、レイがえり子にバシーン、え〜マリンライブステージが使えない、あたしたちは歌わずにはいられない、ママ〜〜やったね、新人賞っというぐあいに続きます。(なんだかわかりにくいね、なはは。)
 1巻がわりとアニメの話を追っているのに対し、2巻では基本は一緒ですが独自の展開を多く見せます。お薦めはレイとえり子が、歌がすきという思いで心を通わすところでしょうか。アニメの20話と37話が合わさったような感動があり、レイが歌が好きという思いだけで全てのもやもやを吹き飛ばすところは「河原えりりん」ならではのスカッと感があります。その他、新人賞のくだりにオリジナルストーリーが加味されているのも読んでて楽しいです。
3巻 永い夜を越えたら p5-p48
(44P)
(15話)  「河原えりりん」の魅力といったら、それはオリジナルストーリー!!(いきなりハイテンション、あはは。)3巻はすべて勝手気まま(なはは)なストーリー展開になっていてかなり楽しめます。特にこの「永い夜を越えたら」はお薦め!!!!レイが歌手としての道を歩き出すまでを描いた話ですが、アニメのレイと結びつけてみても違和感ない出来です。レイ好きな人もそうでない人も、思わずみんな涙、涙のダダン段田団っていうか番場蛮。『アイドル伝説えり子』ファンの人なら絶対楽しめる話です。
らららのらの時間割 p49-p72
(24P)
14話、
(41話〜49話)
 えり子と麻美ののほほーーーんっとした放課後の話を、のほほ〜〜〜〜〜んっと描いてる話。(あはは)でもでも、アニメの41話以降で描かれたえり子の心の内を異なった表現で描いてる感もあり、なかなか小気味よくまとまっています。
プロポーズ大作戦!! p73-p96
(24P)
 「河原えりりん」が誇る二人のオリジナルキャラクター小山女史とまきちゃんが贈る、ほんのちょっとだけなラブロマンスっていうかラブコメっすね。(あはは)「河原えりりん」で小山女史好きになった人にはたまらない作品なのだ。ただ、アニメを見てた人が、いきなりこの漫画だけ読んでも全く分からんっす。(にひひ)
俺たちは天使か!? p97-p164
(68P)
 タイトルから想像するほど、某ドラマのパロディになっていないところがミソ。(あはは)なんと星吾が監督で映画を作ったという設定の元、えり子の世界で劇中劇をやったという、けっこうとんでも8分恋は19分な作品。あまりにもくだらな面白いので劇中劇でのキャストを紹介。
えり子小山探偵事務所員役
レイ小山探偵事務所員役、しかも麻美の姉の設定
星吾小山探偵事務所員役
麻美小山探偵事務所員役、レイの妹
小山女史小山探偵事務所 所長役
良子洋の母親役、親子で小さな動物園をやっている
良子の息子役、田村川に追われている
項介角竜会の親分、田村川役
内田社長「Coffe あいどる」のマスター
美奈子「Coffe あいどる」のおくさん
潤子「Coffe あいどる」の店員
さやか「Coffe あいどる」の店員
真喜志捜査一課刑事
一樹捜査一課刑事
STEELの
メンバー
角竜会の下っぱ役
 キャストをぱっと見ても、ありがちな話っぽい。(あはは) でも、どたばたした楽しい話です。
(よく考えたら、アニメでも「あぶない婦警さん」って劇中劇やってるっすね。えり子しか出ていないので全然違うけど(なはは))
ラビット・ラバー・ラプソディー p165-p188
(24P)
 河原歩さんのオリジナル作品。気弱な男の子が強いショックを受けるとうさぎと人格が入れ替わり、ワイルドな男の子になるドタバタコメディ。自分の命の恩人を探しているうさぎの辿り着いた先に待つのは?ってな感じです。(あはは)

 アニメ版本編とは本質的に同じでも、アプローチが異なっているので新鮮に読むことが出来ると思います。アニメの重苦しさが無いのと、少女漫画らしさが手伝って、スカッと爽やかに読めるのがポイントです。 是非とも「北島えりりん」と読み比べてみて欲しいっす。(なはは)
Copyright (C) 2002- Project ADE All Rights Reserved.