作品紹介 -本編 『転』- |
『アイドル伝説えり子』という作品の中で、もう1人の主人公とも言える「朝霧 麗」。「えり子」と「麗」、歌うために生まれて来た二人の少女の関係は、「ライバル」という言葉で
表せるほど単純なものではありません。パッと見た第一印象も含め、「麗はえり子の典型的なライバルで、新人であるえり子をいじめたりするけど、えり子はそれに耐えて頑張り、ライバルとして成長するんだ」
という図式を勝手に想像する人も多いと思いますが、実際に用意された物語とその中での二人の闘いは、ある意味必然、正に「運命」と言えるものでありました。 それぞれの想いを胸に、えり子と麗の二人は1つの決着をつけることになります。それが、どんな形になったとしても、私達は見守るしかありません。『アイドル伝説えり子』最大の山場、 皆さんに胸に去来する想いは、どんな形になるのでしょうか…。 |
章 | 放映日 | サブタイトル | サブタイトルの音楽用語 | 状況天候表記 |
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27 | 1989/10/02 | ガラスの枯葉の哀歌(エレジー) |
【elegy(英語)】 悲しい気持ちを表した詩歌。ちなみに音楽用語ではない。 |
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28 | 1989/10/09 | 破局への序奏(イントロダクション) |
【introduction(英)】 曲の冒頭、歌やメロディの前の部分。前奏。イントロと略される。 |
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29 | 1989/10/16 | 迷宮の輪唱(ラウンド) |
【round(英)】 二声部以上からなる楽曲において、同じ旋律を各声部が等しい間隔をおいて順次に歌ってゆく唱法。 |
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30 | 1989/10/23 | 心の雨に子守唄(ララバイ) |
【lullaby(英)】 子守唄。ちなみに音楽用語ではない。 |
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31 | 1989/10/30 | 嵐の中の間奏曲(インテルメッツォ) |
【intermezzo(伊)】 幕間に演奏される小曲。あるいはそんな雰囲気の独立した小曲。 |
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32 | 1989/11/06 | 終わりなき情熱の舞曲(ダンス) |
【dance music(英)】 舞踊のための音楽。だが、舞踊とは無関係に組曲の楽章として多く用いられた。 |
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33 | 1989/11/13 | あぶない物語曲(レジェンド) |
【legend(英)】 伝説の意。エピソードとしての内容を重視してのタイトル付けと推測される。 「物語曲」は音楽用語ではない。それにしても、「レジェンド」と読ませるのは奥が深い。 |
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34 | 1989/11/20 | それぞれの夜想曲(ノクターン) |
【nocturn(英)】 ショパンが創始したピアノのための小品。 |
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35 | 1989/11/27 | 翼をくれた賛歌(グローリア) |
【gloria(ラテン)】 通常のミサで使われる祈祷文の第二段。歓喜をあらわす。または多声ミサの第2楽章。 |
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36 | 1989/12/04 | 摩天楼に響く交声曲(カンタータ) |
【cantata(伊)】 17〜18世紀の声楽曲の一形式。 |
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37 | 1989/12/11 | 愛と優しさの多重音楽(ポリフォニー) |
【polyphony(英)】 多声音楽。各声部がそれぞれ平等の重要性を持ち、各々の水平的な旋律線を重視しながら相互に和声的関連をもって重ねられる音楽の形態。 |
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38 | 1989/12/18 | うたかたの聖歌(キャロル) |
【carol(英)】 喜びの歌。ちなみに音楽用語ではない。エピソード中では、その意味と放映時期から「聖歌」(神や仏をたたえるための歌。宗教歌)にしたものと推測。 |
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39 | 1989/12/25 | 栄光への行進曲(マーチ) |
【march(英)】 行進に用いられる曲。または行進を描写した曲。元々は行進の歩調を合わせるために軍楽隊が演奏した音楽だったが、その後、鑑賞用音楽としても発達した。2拍子もしくは4拍子の規則的なリズムが特徴。 |
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