![]() | えりこそIN公園通り |
〜まとめ〜 |
「ようこそようこ」の作品の中では、伝説にまでなったえり子の人気の程は伺い知る事は出来ませんでしたが、元気に生活しているだろう事と歌を唄い続けている事は感じられました。麗や星吾達仕事仲間との関係も以前にも増して良い関係が築けているようですし、心の友の麻美とは相変わらずの仲良しぶりを見ることが出来ました。えり子ファンにとっては(麗や、麻美や、星吾ファンにも(笑))ホッと心和ませるシーンがあったのではないでしょうか。更に、キャラクター商品としてシャツ、テレホンカード、ポスターと、定番ではありますが人気の片鱗も見てとれます。特にオフィシャル物でないと思われる特殊ゴム人形は一般層にえり子の知名度が広く浸透している証拠でしょう。原田や、はたまた芸能界にも根強いファンが居るというのも面白い結果でした。ただ、現在のアイドル業界No.1はホッキョンこと星花京子になっているようです。えり子が現在置かれている現状は!?そして日本流行歌促進本部との関係は!?えり子のその後が見れた反面、いくつかの疑問点が残る結果となりました。 その他、やはり気になるのは伊集院さんが事務所を移っている事です。最大の謎といってもいいでしょう。そしてひっそりと語られている靖子と朗、英二郎とユキさんの2組の結婚はえり子の後日談としては最も微笑ましく嬉しいニュースではないでしょうか。英二郎に関してはユキさんと一緒に居るシーンこそ見つけられなかったものの幸せである事は用意に想像できます。(笑) ここまで駆け足で紹介してきましたが、「ようこそようこ」の日常の中にもえり子達が息づいており、ストーリーが描かれていることがわかりました。そしてえり子がスタッフ達に愛されていることも十分感じられました。ようこは見たことがないけどこのコンテンツを見て興味を持ったという方は機会を作って観てみては如何でしょうか。 最後に収集したデータを基に色々な角度から分析してみました。こちらも色々と興味深い結果が出ています。 |
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集計方法 | 出演話数/全話 | 出演率 |
伊集院を含む全キャラクター | 30/43話 | 69.77% |
伊集院を除くキャラクター | 28/43話 | 65.12% |
えり子のみ | 16/43話 | 37.21% |
ようこそようこ全話数に対してえり子の登場人物が出演した話数を集計してみました。
結果としては69.7%と、限りなく70%近い出演率となりました。これは、レギュラーである伊集院さんを含めた集計で、ある程度予想できた数字ではあります。そこで伊集院さんを抜かした集計をしてみると、それでも65%以上という驚くべき結果となりました。これはレギュラーである伊集院と変わらない割合でえり子の登場人物達がようこの作品中に散りばめられていることを意味します。更にえり子のみで集計してみると37%という結果になりました。えり子なら3話に1話以上、その他のキャラを含めると3話に2話の割合でえり子の登場人物が出演しているということになり、何気なく観ているようこの中にえり子達が息づいていることが分かります。 |
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順位 | キャラクター | 出演話数/全話 | 出演率 |
1位 | 伊集院 | 17/43 | 39.53% |
2位 | 田村えり子 | 16/43 | 37.21% |
3位 | 朝霧麗 | 5/43 | 11.63% |
3位 | 柿本 | 5/43 | 11.63% |
4位 | 山形麻美 | 4/43 | 9.30% |
4位 | 保科靖子 | 4/43 | 9.30% |
4位 | 保科朗 | 4/43 | 9.30% |
4位 | 桂木英二郎 | 4/43 | 9.30% |
4位 | 楠田悦子 | 4/43 | 9.30% |
5位 | 項介の部下 | 3/43 | 6.98% |
6位 | 阿木星吾 | 2/43 | 4.65% |
6位 | 松田先生 | 2/43 | 4.65% |
6位 | 鉄柳黒子 | 2/43 | 4.65% |
6位 | コサギン | 2/43 | 4.65% |
7位 | 綱野 | 1/43 | 2.33% |
7位 | 平田堅三 | 1/43 | 2.33% |
7位 | ロックマン上条 | 1/43 | 2.33% |
続いて人物別に集計してみました。レギュラーである伊集院さんが1位なのは当然としても2位であるえり子との差がたったの2%というのは驚きです。麗にしても物語上登場させやすい柿本と同率というのは大健闘ではないでしょうか。その反面、割と出演していたように思われた保科夫妻ですが意外と少なく感じるのは集中して登場し、それ程各話に散らばらなかった為でしょう。 |
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アイドル天使ようこそようこ | アイドル伝説えり子 | |||||
えり子の登場人物を 扱った回数[話数] |
作画監督 | えり子 | 作画監督 | 原画 | ||
近永早苗 | 7回 | [01,06,10,15,21,27,33]話 | 7回 | 6回 | 0回 | 7回 |
村田美樹子 | 6回 | [14,16,20,26,32,42]話 | 8回 | 3回 | 3回 | 4回 |
小森高博 | 6回 | [08,18,28,34,40,43]話 | 9回 | 3回 | 2回 | 0回 |
林委千夫 | 4回 | [02,25,30,36]話 | 4回 | 2回 | 5回 | 1回 |
川村敏江 | 3回 | [02,31,37]話 | 2回 | 1回 | 0回 | 0回 |
山内則康 | 2回 | [17,41]話 | 8回 | 1回 | 10回 | 8回 |
いとうくみこ | 1回 | [19]話 | 4回 | 1回 | 4回 | 5回 |
三島利佳 | 1回 | [31]話 | 1回 | 0回 | 0回 | 0回 |
えり子の登場人物が出演している回を作画監督という視点で集計してみました。やはりというべきか一番多かったのは近永早苗さんです。ようこのキャラクターデザインを担当しているだけあって想像に堅い結果となりました。しかも作画監督の担当回数が7回に対してその全ての回でえり子の登場人物が出演しています。その内えり子に至っては6回と実にえり子の38%を描いているというのは面白い結果ではないでしょうか。また、意外という点ではえり子のキャラクターデザインを担当していた山内則康さんですが、えり子の登場人物が2回、その内えり子の登場に至っては1回しか出演させていないという点です。また、ようこでの作画監督回数は8回と機会が無かったわけではない事も分かります。実際、作画監督という仕事が背景に近いキャラクターにどの程度係わっているかは分かりませんが面白い結果ではないでしょうか。 ※この集計に伊集院さんは入っておりません。 |
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アイドル天使ようこそようこ | アイドル伝説えり子 | |||||
えり子の登場人物を 扱った回数[話数] |
絵コンテ | えり子 | 絵コンテ | 演出 | ||
鈴木敏明 | 6回 | [06,15,20,26,30,40]話 | 8回 | 2回 | 5回 | 9回 |
アミノテツロー | 5回 | [01,21,32,42,43]話 | 5回 | 4回 | 10回 | 2回 |
加戸誉夫 | 4回 | [10,17,27,33]話 | 7回 | 3回 | 0回 | 0回 |
吉田健次郎 | 2回 | [34,41]話 | 3回 | 2回 | 11回 | 11回 |
倉井さとし | 2回 | [16,25]話 | 4回 | 2回 | 7回 | 3回 |
栗山美秀 | 2回 | [02,31]話 | 2回 | 1回 | 2回 | 2回 |
研 次郎 | 2回 | [18,28]話 | 4回 | 1回 | 0回 | 0回 |
藤本義孝 | 2回 | [19,36]話 | 5回 | 1回 | 0回 | 0回 |
羽生頼仙 | 1回 | [14]話 | 2回 | 0回 | 0回 | 4回 |
吉田 浩 | 1回 | [08]話 | 1回 | 0回 | 0回 | 0回 |
山田智美 | 1回 | [37]話 | 1回 | 0回 | 0回 | 0回 |
えり子の登場人物が出演している回を絵コンテという視点でも集計してみました。まず目をひくのは鈴木敏明さん、アミノテツローさんが関わっている回に多く、えり子の登場人物が出演している事です。更にアミノテツローさんに至っては担当した全ての回でえり子のキャラターが登場している点も見逃せません。しかし、その反面、えり子には係わっていない加戸誉夫さんの担当する回で登場キャラが4回、えり子も3回とアミノさんに引けをとらない結果が出ています。この結果からすると絵コンテの段階ではえり子の登場人物の出演にあまり関係なく偶然のように思われますが、えり子でも活躍されている吉田健次郎さん、倉井さとしさん等の集計結果を見ると偶然とも言い切れない気がします。 ※この集計に伊集院さんは入っておりません。 |
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